2017-05-23

「日本料理 輪」と「辨天娘」。

29℃メニューのご紹介、その10。

「日本料理 輪」と「辨天娘」。

〜鰻ざく〜
私がどんなに好きだったか、わかってるの。どうして食べさせてくれないの。三杯酢をかけたから?夏野菜をそえてるから?昔はあんなに食べれたじゃない。私はそんなに悪いことしてる?添え野菜で誤魔化さないで。鰻ざくのことちゃんと見てよ。いやらしく食べ散らかす。まるで野良犬の様に食い散らかす。私は長いものを見たとたん興奮してしまうクセを隠すことが出来ずにいた。周りの者には一切目もくれず、いきり立った鰻が私を虜にする。鰻の扱いに秀でた私はそれには手をつけず、周りの鈍くテカリを放つ刻み茗荷から手をつける。本丸にはすぐには手を出さない。焦らす事は快楽を助長する。いやらしく食べ散らかす。まるで野良犬の様に食い散らかす。ついに本丸に手を出すが全ては口に含まない。三杯酢に絡めながらなめるように口に含む。
(店主・山下慎士)

〜辨天娘 燗℃良好オリジナル 生酛純米 強力にごり 28BY〜
大輔の悩みは、最近舌打ちのクオリティーがどんどん高くなっている息子と、常に年金の支給金額の話をする嫁のことである。唯一の憂さ晴らしは、場末スナック『日本料理輪』で燗酒を飲みながら、最近覚えた君が代を口ずさむことだった。この店の売りは、名札に枝豆と書いてある小汚い女店員がつけてくれる『辨天娘』の燗酒だ。死んだ浅利のような半開きの口で、元アメフト上がりの肉体美を、ユニクロブランドで固めてあり、限りなく玄人に近い素人女を次第に大輔は意識するようになった。大輔のデビルウィングはもう羽ばたく寸前まできていた。つづく。
辨天娘、神戸初参加です。
(店主・山下慎士)

「辨天娘」が燗℃良好オリジナル、あじさいラベルを携え神戸に降臨。燗℃でしか飲めない特別バージョンを仕立ててくれました!
こう見えて料理は間違いないあの人の「鰻ざく」と共にどうぞ。


日本料理 輪

〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通3-12-1トア山手フラッツ棟110
 昼 予約のみ 夜18:00~23:00 月曜定休
 078-331-7657
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有限会社 太田酒造場

〒680-0701 鳥取県八頭郡若桜町若桜1223の2
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